アントシアニンでクッキリ・スッキリ・健康に!
アントシアニンとは
アントシアニンはポリフェノールの一種
アントシアニン(anthocyanin)とは、ブルーベリーやブドウ、赤しそ、なす、紫サツマイモなどに含まれている青紫色の色素で、ポリフェノールの一種です。
人間が太陽の紫外線からメラミン色素で体を守るのと同じように、植物はアントシアニンなどの色素をつくりだすことで紫外線から身を守っているのです。
アントシアニンにはたくさんの種類があります
アントシアニンは400~500以上もの種類があると言われます。先ほど「青紫色の色素」といいましたが、赤紫や赤に近い色のものもあります。さまざまな条件の変化で微妙に色が変わるので、とても幅広い色調を持っています。
そのため、アントシアニンは古くから着色料として用いられてきました。天然成分なので食品の着色料としても最適で、身近な例としては梅干の赤色は赤しそのアントシアニンによるものです。
アントシアニンが健康食品として注目される理由
アントシアニンといえば、眼精疲労の回復や視力向上の効果があることで有名です。第二次大戦中に、ブルーベリージャムを食べたイギリス兵が暗所でもハッキリ物が見えるようになったということから、その効果の研究が進められるようになったそうです。
しかし、アントシアニンの効能は目の機能を改善するだけではありません。そのほかに、毛細血管の保護や血圧上昇の抑制、活性酸素の抑制、肝機能の改善、抗潰瘍作用、抗炎症作用、内臓脂肪の蓄積を抑えるなど、体に良いさまざまな効能・効果があるとされています。