アントシアニンを多く含む食品
アントシアニンはさまざまな植物に含まれていますが、特にアントシアニンを多く含んでいる食品をいくつかご紹介いたします。
ブルーベリー
アントシアニンといえばブルーベリー、ブルーベリーといえばアントシアニンというほど代表的な食品です。
ブルーベリーは北アメリカ原産のツツジ科の植物で、0.5~1.5cm程の大きさの実がなります。おもにジャムに加工され食用とされます。
ブルーベリーには200種類以上の品種があり、品種によりますが日本全国で栽培が可能です。
ビルベリー
ビルベリーは主に北欧原産のツツジ科の植物で、一般的にはブルーベリーの一種とされていますが、厳密には別の品種です。
ブルーベリーに比べアントシアニンの含有量が多く、ヨーロッパでは医薬品として認められています。
カシス
カシスはヨーロッパ原産のスグリ科の植物で、クロスグリともブラックカラントとも呼ばれます。
ゼリー、ジャム、アイスクリームなどに使われるほか、リキュール、カクテルなどの酒類やジュースとして利用されます。(蛇足ですが、管理人はベルギービールの「リンデマンス・カシス」が大好きです)
カシスに含まれるアントシアニンは他に比べて特に目に良いとされています。
アロニア
アロニアは北アメリカの東部原産のバラ科の植物で、ブラックチョークベリーやチョコベリーとも呼ばれています。
実はブルーベリーに似ていますが色は黒色に近く、チョーク(のどを詰まらせる)といわれるほど渋みが強いです。
一般的なブルーベリーの3倍以上のアントシアニンを含んでおり、国内では主に北海道で栽培されています。
アサイー
アサイーはアマゾン原産のヤシ科の植物で、アサイーベリーと呼ばれることがありますが、ベリー類ではありません。主にジュースとして加工されます。
アントシアニンの含有量はブルーベリーの5倍ともいわれ、アントシアニンのほかに、レバーの3倍の鉄分、カカオの4倍以上のポリフェノールを含み、さらに食物繊維やカルシウムも豊富に含んでいます。